一般社団法人 湘南くらしのUD商品研究室
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2018年03月13日
 
「介護はすみだ生まれ いま・むかし」展

主任研究員 柳原美紗子

 昨年11月中旬、水泳用品・介護用品メーカーのフットマーク社をSUDIの有志と訪問し、東京・墨田区政70周年記念事業の一環として開催されていた「介護はすみだ生まれいま・むかし」展を、三瓶芳社長直々のご案内で、見せていただきました。同社マーク館では、昭和30年代頃からの写真資料などを展示、地域の移り変わりを懐かしみました。   
 

 
 
 
 中でも驚かされたのは、「介護」という言葉の名付け親が、当時のフットマーク社長で現会長の磯部成文氏であるということでした。
 展示されていた新聞記事(Fuji Sankei Business 2012.3.21)によると、1970年代初め頃、近所の奥さんが訪ねて来て、「お漏らしに悩むおじいさんのために、大きなおむつカバーをつくって欲しい」と依頼され、大人用の大きいおむつカバーをつくったそうです。
 「大人用おむつカバー」の商品名で商品化したのが、左写真の額に飾られていたおむつカバーです。ほんとうにあまりにも大きくてびっくり!
 しかしこれはあまりパッとしなくて、紆余曲折を経て10年後、商品名「介護おむつカバー」で売り出したところ、軌道にのるようになったといいます。「介護」の「護」は看護師から、「介」には「助ける」の意味があることからこう命名したとか。1984年に商標登録。2000年に介護保険制度が施行され、この言葉は一気に全国に浸透したといいます。

 またフットマーク社はリオ・オリンピック水泳で金メダリストの金藤理絵さんをサポートしていて、同社ショールームでは金藤さん着用の水着が展示されていました。(左の写真)
 これはイタリアの競泳水着ブランド「Jaked(ジャケッド)」製で、2010年に独占輸入販売契約を結んでいるそうです。


   
        (ヒット商品「うきうきシャツエプロン」) (ショールームで三瓶社長と記念撮影) 

「健康は水の中にある」をテーマに、水中運動やリハビリ、介護のための用品・用具を今後も開発していくという同社。ますます期待しています。

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