2015年8月26日
足裏を鍛えて転倒予防
「大人のバレエ教室」 のレッスンでの気付き
主任研究員 島田 ひとみ
「大人のバレエ教室」に通い始めて2カ月がたちました。初心者クラスのレッスンのメインは筋トレ&ストレッチ。バーに片手を添え、音楽に合わせてしなやかに体を動かすのは、まだ当分先のことになりそうです。にこやかに舞台に立つスレンダーな舞姫達は、身体が柔軟なだけでなく、相当な筋力の持主なのです。
自分の身体と向き合い、眠っていた筋肉を呼び覚ます作業はとても楽しく、刺激的です。先生に最初に頂いたアドバイスは「足の裏で床と仲良くしてください」でした。たくさんの大小の骨からできている足を柔軟にほぐし、鍛え、土踏まずのアーチをしっかりキープするのです。簡単なエクササイズが将来の転倒予防にも繋がることを知り、家でも少しずつ続けています。
1. 足首をグルグル回す。
私は左足の方が動きが悪いことに気づきました。
2. 直径4~5センチのスーパーボール(100円均一ショップで買えます)やゴルフボールの上で足をグリグリ動かして、足裏をほぐす。
どこかにつかまるか、椅子に座って行ってください。
3. 足指でグー・チョキ・パー。
足裏にシワが寄るように5本指をグッと丸める。親指と他の4本指を交互に上下させる。5本指が全部離れるように水平にパッと開く。
4. 椅子に座り、床に置いたタオルを、足指を使って手繰り寄せる。
季節の良い時期には家の中を素足で過ごし、足全体で床をグリップするように意識して移動すると、子供時代に裸足で行った運動会を思い出し(今では考えられませんね)、なんだかむくむくと元気がわいてきます。